話のハナシ

小説と映画に対するのアウトプットです。

みんなと一緒がいい

日々、色んなところで人と接していると、「みんなと一緒がいい。」という場面に出くわすことが多い。

 

同じものをしたり、持っていたり見ていたり、その他諸々の行為で「誰かと同じことであること」への安心感を求めているのだと思う。

 

それって少し怖くないですか?

 

僕は少し怖いです。

 

 

考え方が同じ人とばかり接していると、どうしても自分の考えが正しいと思ってしまいます。

そうなると、他者の意見や批評を受け付けなくなるように感じます。

 

もちろん、他者が知らない何かを自慢げに伝えることはただの自慢や知識を得意がって見せようとするだけに見えることもあります。それはそれであまり良くないです。

 

どこかで自分だけの軸があると色々考えるための足がかりや基盤になると思うのです。

 

自分の軸を大切にしながらも誰かの軸も大切にできる。

そのためには、やはり色々なものと触れていくことって大切な気がします。

 

自分の好きなものを好きと伝えられる、誰かの好きを素直に受け止められる、そんな環境になっていくといいですね。

 

今日の1冊。

「大衆の反逆」